このオープニングの曲が終わるまでに、
綺麗な絵が出来上がって行くサマを観るのがよかったです。
昭和のホームドラマ「気になる嫁さん」は傑作でした
[出演者]
坪内めぐみ(清水純の婚約者):榊原るみ
坪内宏子(めぐみの伯母):杉葉子
清水呂之助(清水家の父):佐野周二
清水輝正(清水家の長男):山田吾一
清水八重子(輝正の妻):冨士眞奈美
清水小夜子(清水家の長女):水野久美
清水文彦(清水家の次男):石立鉄男
清水力丸(清水家の三男):山本紀彦
清水純(清水家の末っ子):関口守(後、佐野守に改名)
大杉たま(清水家の家政婦):浦辺粂子
雨宮(文彦の経営する金融会社「大判社」の社員):津村秀祐(後、津村鷹志に改名)
安子(文彦の経営する金融会社「大判社」の社員):津山登志子
竹山(小夜子の恋人):橋本功
ジャン・ピエール(めぐみの弟):永井秀和
ホームドラマ
「気になる嫁さん」は
昭和の大家族時代から核家族時代へと
移行する課程を
見事に描き切ったコメディーの傑作でした。
当時はドラマといえばTBSが定番でしたが、
このドラマは日テレ制作(ユニオン映画)でした。
昭和46年スタート
榊原るみ主演、水曜八時の日テレドラマとして
石立鉄男出演としては二作目のドラマでした。
昭和のドラマは理屈なしで簡単明瞭で面白かった。
▼
昨今のドラマは
こねくり回して何が何だかわからないのが多いですね。
石立ドラマではおなじみの芸達者なメンバー揃いでした
主役の
榊原るみは初々しくて可愛らしくて、
お人形さんのような可愛さです。
榊原るみは、
この作品でアイドル的な人気を博しました。
更に
榊原るみは放映開始当時「帰ってきたウルトラマン」にレギュラー出演していましたが、
「気になる嫁さん」への出演でスケジュールの確保が困難になり、
「帰ってきたウルトラマン」を中途で宇宙人に殺害される形で降板することになったそうです。
石立鉄男のシリーズはいろいろ見ましたが、
今もその思いは変わらないです。
魅力的な俳優達による、
魅力的な演技が繰り広げられてます。
俳優陣の充実と
コミカルな脚本・演出が光るシリーズでした。
メインキャストには
佐野周二、水野久美、浦辺粂子などの
映画出身のビッグ・ネームの他、
山田吾一、冨士眞奈美、山本紀彦などの
石立ドラマおなじみの
芸達者なメンバーが揃っています。
コメディ調ですが泣かせるシーンが何箇所もありました
しばしば、ドラマシーンで
警笛音が鳴ってました。
当時、このドラマを見て
とよく思ったものでした。
(この沿線は地価が高いですが)
清水家の家族はそれぞれが
自分勝手に生きているようで、
皆心は優しくて愛がある。
全体的にはコメディだが
泣かせるシーンも何箇所もあるし、
子供から老人まで年齢に関係なく
楽しめる最高のホームドラマでした。
特に
清水文彦(清水家の次男):石立鉄男と
清水力丸(清水家の三男):山本紀彦との
会話のテンポの良さとリズミカルな会話が
まるで、
しゃべくり漫才のようでおもしろかったです。
ばあや役の浦辺粂子は
モノマネの定番となり、
ドラマ後、鶴太郎はじめ
ほとんど誰でもやるようになりました。
再放送でよく観てたのを思い出します。
最終回は一家離散という悲しい結末でした。
郷愁に打ちのめされそうで
怖いのですが観てしまいます。
あれだけにぎやかだった家がガランと。。。
そして・・・石立さんが弟の名を呼び「あばよ」とつぶやきガラスに
何かをぶつけ叩き割る・・・
あんな終わり方って想像つきませんでした。
かすかに聴こえてくる・・・
印象的なラストでした。
やはり昭和のドラマはいいですね・・・
安心して見ていられるホームコメディでした
榊原るみさん。 かわいくて、きれいだし、
ミニスカート姿がとても素敵ですね。
良い時代だったんですね~。
石立鉄男も、
なんだかんだで「優しい兄貴」っぽくて良いですね。
石立鉄男の願望はわたしの願望でもありました。
いいなあって思う家族愛ストーリー
昭和のよき時代の、
ほのぼのとした記憶があります。
ホームコメディだが、
しっかり作り込んでいるので安心して見ていられます。
人間の善意が全編を支配しており、
ホロリとさせる部分もあります。
これぞホームドラマという感じです。
こういうドラマは残念ながら今ではないです。
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